治療後のケアを怠ると『インプラント周囲炎』になる!

治療後のセルフケアが不十分だったり、メンテナンスのための通院ができていない状況ですと、『インプラント周囲炎』になるリスクが高まります。これは、本物の歯と同じように口内ケアをおろそかにすることで、歯周病菌がインプラントを支えている顎の骨にまで感染し、悪影響を及ぼす症状です(歯面清掃用ハンドピース)。

インプラントは本物の歯に比べると、炎症に対しての抵抗力が弱いために治療後の口内ケアは重要になってきます。これは、インプラントが本物の歯よりも栄養血管が少ないことが影響しているといわれています。インプラント周囲炎にかかると、歯茎が腫れて痛みも生じ、出血や膿まで出てきます。そして、歯茎が退縮して最後にはインプラントが抜け落ちる結果となります。

◆『インプラント周囲炎』にならないための対策

インプラントを埋め込んだことで、炎症が起きやすくなることは確かにデメリットなのですが、日頃のケアやメンテナンスを行う必要性は本物の歯に対しても同じです。インプラント治療のあとは毎日しっかりとケアを行い、医院で定期的にメンテナンスを受けていれば、インプラント周囲炎になるリスクは回避できるはずです。
インプラントのデメリットの一つとして、治療期間の長さが挙げられます。治療期間は患者さんによって異なりますが、3ヶ月~1年ほど掛かると考えるべきでしょう。

インプラント治療には「一回法」と「二回法」の2つのやり方があります。一回法ではインプラントを埋め込む外科手術を一回で行いますが、二回法の場合、インプラントが骨と結合する期間(3ヶ月~6ヶ月)を設けてから二回目の手術を行うので、一回法に比べ治療期間が長くなり、身体への負担や費用も一回法に比べ掛かってしまいます。

ただ、二回法を行うメリットは明確にあります。二回法はインプラントと骨が結合する期間をしっかりと設けるため、感染などのリスクを引き起こすデメリットを減らすことができるのです(タービンハンドピース)。

一回法と二回法のどちらの方法を選択するかは、患者さんの身体の状態や、お口の中の状態をチェックしてから決めていきます。もし希望があれば医師と相談して選択することも可能です。