口臭外来で行われる9つの口臭治療

1.漢方薬による薬物療法

口臭治療で多く使われているのが漢方薬です。口臭は体のバランスによって発生する生理的口臭というものがあります。この生理とは緊張や疲労、ホルモンなどの変化が影響します。体調の変化を安定させて、体のバランスを整えるのが漢方薬です。また、口臭は唾液の量が減ることでも起こります。漢方薬には唾液の量を回復させる効果もあります。

2.マウスピースによる除菌療法

口臭の主な原因は口の中に存在する嫌気性菌(けんきせいきん)が発生させるガスです。この嫌気性菌を除菌するの方法が3DS(dental drug delivery system)です。専用のマウスピースの中に抗生物質や消毒剤を入れて、薬剤が唾液によって流されないようにし、嫌気性菌を除菌して、口臭を抑える方法です。

3.唾液を多く出すマッサージ治療

口の中の細菌の多くは唾液によって洗い流され口臭を防ぎます。唾液は唾液腺という器官から出されています。そのため唾液腺をマッサージし、活性化させることによって多くの唾液を出して、口臭を抑えます。また、口の中の粘膜をマッサージすることによって、粘膜を刺激し、粘膜の中にある唾液腺から唾液を出し、口の中に潤いをもたせて口臭を防ぎます。

4.抗生物質による除菌治療

細菌が原因で起こる口臭には抗生物質を使うことがあります。副鼻腔炎歯周病、親知らずなど細菌感染によって口臭がひどくなる場合には抗生物質を使って、細菌の増殖を抑え、口臭を防ぎます。ただし、抗生物質の治療は一時的に細菌量を抑えるだけになります。(ホワイトニング照射器

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5.歯周病や虫歯などの歯科治療

歯周病や虫歯、親知らずなどによって歯や歯茎から膿が出ていると口臭が強くなります。歯や歯茎の治療を行い、場合によっては歯の抜歯を行って口臭の原因を取り除き、口臭を防ぐ必要があります。

6.舌苔やプラークの除去方法

舌苔とは舌の表面についている細菌や食べカスです。この舌苔や、歯や歯茎についているプラークからも口臭が発生します。そのためこれらの細菌を毎日丁寧に落とすことが必要です。できるだけ効率的に、効果的に落とすことが必要です。しかし、やり過ぎてしまうと出血が多くなり、それが腐敗臭の原因となります。そのため適切な舌苔やプラークの除去方法を指導します。(オートクレーブ

7.マウスウォッシュなどの洗口剤

口臭の原因菌を殺菌消毒するためのマウスウォッシュをお勧めします。マウスウォッシュは一時的に口臭を抑える効果があります。マウスウォッシュの成分によって口臭の原因菌の繁殖を抑えたり、爽快感などが得られます。

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8.サプリメントによる治療

バイオガイアというサプリメントは口の中の悪玉菌を善玉菌に変えていく効果があります。バイオガイアに含まれる善玉菌であるロイテリ菌が、口の中にいる悪玉菌と置き換わることによって、口の中の環境を変え、口臭を予防します。

9.内臓の病気は専門医へ依頼

糖尿病や肝臓、腎臓、腫瘍などがあると口臭が発生します。血液の検査を行い、内臓系の疾患が疑われる場合は専門医に紹介をいたします。